従業員が“業務上の傷病”に罹ったときは、療養のために休業する期間およびその後30日間(打切補償を支払う場合や天災事変等により事業の継続が不可能となった場合を除く)は解雇できない(労働基準法第19条)が、その期間が経過した後、あるいは、そもそも“私傷病” ...
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内定取消は解雇に準じた扱いで
新規学卒予定者に採用内定を出す時期は年々早まる傾向にあるが、内定を出してから入社してくるまでの期間が長くなれば、その間に会社の業績や内外の環境が変化して、内定を取り消さざるを得ない事態も生じやすくなる。 ところで、「採用内定」とは、また、「内定取消」 ...
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特別条項は設けておくべきなのか
労働基準法第32条は、労働時間の上限を(原則)「1日8時間、1週40時間」と定めている。 これを超えて労働させるには、「時間外労働に関する労使協定」(同法第36条に基づくことから「三六協定=サブロク協定」と呼ばれる)を締結しなければならない。 しかも、 ...
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労働時間に含めるべき時間と含めなくてよい時間
厚生労働省は先ごろ、賃金不払いが疑われる事業場への監督指導について公表した。 それによれば、令和6年は件数・対象労働者数・不払い金額のいずれも前年より増加している。 また、公表された指導内容を見ると、かつてのような単なる給料の未払いや遅配(会社倒産に ...
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外国人労働者も労災給付を受けられる。が…
外国人従業員が業務中に負傷したときに労災保険の給付を受けられるのは日本人と同じ扱いだが、その外国人が正規の就労資格を得ていなかった場合にも、労災保険の給付は受けられるのだろうか。 結論を先に言うと、不法就労であっても、事業に使用され賃金を得ているなら ...
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団体交渉を拒否できる“正当な理由”とは
近年は、企業内での労働組合の組織率が低下している(推定組織率16.1%;厚生労働省「令和6年労働組合基礎調査」より)一方で、合同労組が労使紛争に関与するケースが増えている。 「合同労組」とは、企業の枠を超えて地域単位で労働者を組織する労働組合のことで ...
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人が辞めてしまうのは人材育成に消極的だから
近年、AIの進化やデジタル化の進展により経済・社会・産業構造が急激に変化する一方で、労働者の構成や意識も変化しつつある。 そんな中、厚生労働省に設置された「今後の人材開発政策の在り方に関する研究会」は、今年1月から6回の会合を経て、先ごろ『報告書』を ...
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採用直後の解雇であっても30日前に解雇予告が必要?
新たに従業員を雇ってみたら、面接では判断できなかった不適格性があって、指導・教育の余地すら無い、ということがあるかも知れない。 そういう場合には、解雇も視野に入れて考えざるを得ないだろう。 しかし、解雇である以上、「客観的に合理的かつ社会通念上相当な理 ...
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労務費の取引価格への適切な転嫁
先ごろ、今年10月からの最低賃金が公表され、特に東京など都市部において大幅な引き上げとなることとなった。 これを踏まえて民間企業としては、賃上げ分を取引価格に転嫁することを検討しなければならないかも知れない。 一方で、発注する側の立場としては、受注 ...
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給与のデジタル払いに規制改革推進会議から注文
給与は、通貨(現金)で支払うのが原則である(労働基準法第24条第1項)が、労働者の同意があれば銀行・証券会社等の本人口座(以下、本稿では「銀行口座等」と呼ぶ)へ振り込むこととしてもよい(労働基準法施行規則第7条の2第1項第1号・第2号)。 また、令和 ...
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